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ホームエクササイズについて



変形性膝関節症の治療では、運動療法が効果をもっとも発揮する場合が多くあります。また、その中でも、変形性膝関節症の患者さん自身が行うホームエクササイズによる効果はとても高いと言われています。

ホームエクササイズとは、主に病院から指導を受け、通院することなく自宅でできる運動療法です。入院して、変形性膝関節症の手術をした場合、病院でのリハビリをし、その後、症状が良くなるにつれて退院、そしてホームエクササイズをすることで、通院回数を減らす効果もあります。

ホームエクササイズは、日本整形外科学会がとり上げ、全国的に展開されたという例もあります。変形性膝関節症に効果のある運動として、基本的に太股のトレーニングが主体となるものが多いようですが、太股の筋力をつければ、より自然に膝の動きを制御できるようになります。

また、関節軟骨が傷ついたり磨耗したりすることも防ぐことができます。徐々に変形性膝関節症の痛みが軽減されてくれば、自然治癒力がアップしてきて、膝の関節液の循環が改善され、血行の改善による栄養の分配が高まってきます。

ホームエクササイズには、特別な器具などを使用せずに、場所も選ばずに行えるものが多くあります。例えば大腿四頭筋を訓練するための足上げ体操などがいい例です。

仰向けの状態で片方の膝を直角に曲げ、もう片方の膝を伸ばしたままの状態でゆっくりと持ち上げ、地面から約10cmのところで約5秒間静止させます。そしてゆっくりと脚を下ろしてから3秒程度休む、という動作を20回ほど繰り返します。

これを左右交互にするだけで、大腿四頭筋を鍛える効果があります。これを一日に3回程度、毎日継続させることが大切です。歩いても変形性膝関節症の痛みが無い場合は、ウォーキングにも高いメリットがあります。

屋外で1回に約30分程度、やわらかめの靴を履いて、リラックスして歩くことを一日一回、あるいは週に5回程度を目安として継続させることで、体の血行を高め、脚の筋肉を鍛えることができますので、ぜひ、お薦めしたいと思います。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法