TOP > 治療方法 > 物理療法

物理療法について



変形性膝関節症の保存的治療のうち、電気などの刺激作用を利用する方法が、物理療法です。この方法は主に、患部を温める効果を利用する温熱治療と、患部を冷やすことを利用する寒冷治療があります。

温熱治療は、患部の血行を促進させ、膝の痛みをやわらげる効果が期待でき、変形性膝関節症の痛み、慢性の炎症などに用いられます。

超短波、低周波、レーザなどで血行を高めたり、入浴やホットタオル、ホットパックなどが使用されます。これに対して、寒冷治療とは、冷湿布、冷やしタオルなどで患部を冷やす方法を用います。

物理療法の一般的な用い方としては、可動域訓練などのリハビリの場合、温めると効果があがり、炎症がひどい場合には冷やすことで症状を緩和させる、というものがあります。

この中でアイシングの場合に気をつけるべきことは、急性の炎症を起こすようなことをした場合、例えば、スポーツや長時間の歩行などによって炎症が大きくなった場合にのみ効果があって、変形性膝関節症や慢性の痛みには効果がないことです。

寒冷治療は逆に変形性膝関節症や慢性的な痛みを増してしまうことにもなりかねませんので、冷やしすぎにも注意が必要です。ホットパックは、電子レンジやお湯などで温めてから膝の患部にあてて使用します。

熱すぎる場合にはタオルなどで調整し、温かいパックをそのまま患部に当てるだけで簡単な治療が可能です。

またマイクロ波はホットパックよりも体の深部への熱の伝達にすぐれていて、即効性があります。物理療法は基本的に、変形性膝関節症の中程度までの症状に対して用いられる方法です。

病院でしか用いられない機械による場合は、一週間に2回程度を目安として通院処置することが多く、また効果が現れたら、自宅でもタオルや入浴などの方法を使用して継続することで効果を持続させることができるようになります。

また、リハビリをしながら、薬物治療を受けながらと、相乗効果をアップさせる目的で用いられることも多くあります。

変形性膝関節症は早期発見と早期治療が改善の早道になってきます。少しでも膝に違和感を感じたらすぐに診断を受けることをお薦めしたいと思います。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法