左変形性膝関節症について



変形性膝関節症は左右のどちらかに発症しますが、両方の膝に同時に発症するケースもあります。

例えば左に発症した場合、左変形性膝関節症といいますが、足の部位の症状のため、特に左右のどちらかがより生活の支障が大きくなったり、治療が難しくなったりということはありません。

日本人に多いO脚タイプの方はより変形性膝関節症にかかる確率が高くなりますが、O脚自体も左右のどちらかがひどいというケースは多くなく、均等にO脚である場合が多いようです。

しかし、右側の場合はサポータを取り付けたり、マッサージをしたりする際にはよりしやすくなる傾向があると思います。また高齢者の方の場合、左よりも右のほうがケアしやすい場合は多いようです。

変形性膝関節症は、膝の特に内側に痛みを感じることが多く、老化や肥満、運動不足や外傷などの様々な原因から膝の関節にかかる負担が大きくなり、膝の関節軟骨がすり減ったり、変性したりすることが元になり、膝に痛みなどの生活障害を起こす病気です。

また、中高年の膝の痛みのほとんどがこの病気が原因となっています。関節の上部の骨である大腿骨、そして下の骨である脛骨との間に多く起こり、動かしたときには特に痛みは激しくなり、可動させることができる範囲は症状の進行にしたがって狭く小さくなってきます。

変形性膝関節症は50歳代以上の肥満気味の女性に多くみられますが、ほとんどの方はO脚の傾向を持っています。また、このような場合、体重を落とすことが求められますが、膝が悪いために運動などをすることが難しい場合があります。

その場合、食事制限などで体重を落とすことになりますが、高齢者の場合、基礎代謝量が少なかったり、もともと小食の方が多いため、食事だけでのダイエットは難しい場合がほとんどです。

そのような場合、膝に負荷のかからない水中ウォーキングなどがお薦めですが、一つ気を付けて頂きたいことがあります。それは、水中では重力がかからないために、筋力をつけることが出来ません。

もし、利用する場合は、体重を落とすことを目的として利用し、体重が目標体重に達したら、水中ウォーキング止め、膝周りの筋力をつけるトレーニングを行うようにしてください。

変形性膝関節症を改善するには、体重を落とすこともとても大事ですが、膝周りに筋力をつけることもとても大事です。いつまでも、水中ウォーキングばかり行っていると、肝心な筋力をつけることが出来ませんので、要領よく利用することが大事です。

また、痛みが酷い場合などは、とにかく安静にし、動くのを出来るだけ控えます。そうすれば、次第に痛みが緩和されていくことがほとんどです。

また、予防のポイントとしては、過度な運動を控えること、とくに左膝に高い負荷をもたらすような動作を制限することです。痛みが引いたら、先程お伝えしたように、膝や大股の筋肉を鍛えるようにして、足腰を丈夫に保つことなどが必要になってきます。

また、利き足でない方がより力が弱かったり、若干でも右よりは力が無い場合もありますので、鍛える際には少し負担を大きくするなどの工夫をすることも大事になってきます。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法