再発について



変形性膝関節症の治療では、膝に起こっている痛みを軽減させることが第一の目標です。急性期の痛みに対してはまず安静をとり、アイシングやサポーターで患部の可動を静止させて様子を見ます。

また徐々に炎症が解除されてくれば、この時期の治療は完了したと見なされます。しかし、変形性膝関節症は慢性期に入ってもなかなか痛みは消えません。

またこの時期から過度に動作するのもよくありません。温熱療法や薬物投与などを行いながら、痛みが引いたときにはリハビリをして、膝の活動量を徐々に増やしていくことが大切です。

痛みが無いからといって休んでいては膝の筋肉が落ちてきてしまい、そのままの状態で放っておくと、変形性膝関節症がいつ再発してもおかしくありません。つまり、いつまで経っても日常生活に戻ることができなくなります。

また、リハビリをしっかりと実践して痛みが引いてきた、また日常生活に戻れるようになった場合に注意しなくてはいけないのも再発です。ちょっと捻ったりしただけでも、痛みがぶり返すという例も少なくありません。

一度、変形性膝関節症が再発してしまえばなかなか治らないのではないか、と不安にもなりますが、改善のための方法はたくさんあります。

ですが、変形性膝関節症は完治することは難しいです。しかし痛みを無くすことは充分に可能です。肥満気味の方は減量が第一ですし、O脚傾向もよくありません。

また、膝の痛みを減らすために、最も効果的なのが大腿四頭筋のトレーニングです。大腿四頭筋の筋肉を鍛えておけば、不注意によるアクシデント以外で、変形性膝関節症が再発する可能性をかなり減らすことができます。

また、痛みが無くなったとしても、病院で定期的に診てもらうことも大切です。膝に変形を抱えている方は日本人全体の半分はいると言われています。

そして、特に多いのがO脚から発展するケースです。もちろん軟骨にも影響が少なからずあると言えますが、痛みが出たことが無い方もその半数います。

どのような動作で痛みを起こしたのか、このことしっかりとチェックしておけば、治療の時にとても役立ちますし、また、変形性膝関節症の再発を予防することも出来ます。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法