右変形性膝関節症について



変形性膝関節症では、症状が進行するにつれて、左右の足の長さが変化したり、膝関節の左右の大きさが違ってくることがあります。左右の足の長さ2センチまでは許容範囲なのですが、それ以上、ずれてくると体に様々な影響を及ぼしていきます。

変形性膝関節症になると痛みが酷い場合が多いため、痛い方の膝をかばい、徐々に体のバランスを崩していきます。そうしますと、腰椎の角度が変わり、背骨の角度もずれ、最後は頚椎の角度までずれてしまいます。

こうなると、膝の痛みだけでなく、腰の痛みや背中のツッパリ感を感じるようになり、次に肩の痛み、最後は首の痛みを訴え、最終的には体全体の不調を訴え、頭痛や吐き気に襲われる方もいます。

人の体は家と同じで出来ており、土台である部分が崩れると、下から全てが崩れていきます。家が傾いたら土台から正すという考えが当たり前に起きると思いますが、膝の痛みで体のバランスが崩れると、体の全てのバランスが崩れていってしまいます。

また、このことでびっこを引くようにに歩いたり、左右が非対称なように見えて周りの人からも不自然さを指摘されるようになってきます。

また、左右どちらかの変形性膝関節症の場合でも、その進行によって、どちらの膝もバランスを保ちあうために負荷が大きくかかってしまい、両膝が痛んでくるケースが多くなります。

つまり右変形性膝関節症になる場合もあれば、両変形性膝関節症に進行してしまう場合もあります。右変形性膝関節症の場合、その要因として考えられるのは、左側よりも右側の膝への負担がより大きいことです。

また、右膝が事故などで外傷を受けたことが原因となる例もあります。膝の変形が激しくなると、膝の曲げ伸ばしにも限界が出てきます。足の長さとしては2センチも違う場合がありますので、その状態で自力で歩くことに慣れることはほとんど不可能と言えます。

また、右足用に踵の部分が高い靴を試行しても、あまり痛みは変わらない場合が多いようです。肘の関節症とは違い、右か左かで、日常生活に対してよりどちらかが支障が大きくなるということは稀です。

また主な障害は歩行などの移動に関してですので、杖などを使用すれば長い距離を歩いたりすることができるケースが多くなります。しかし、膝の場合は逆の膝にも変形性膝関節症が発症したりと、両方になんらかの疾患が併発してしまう可能性が高くなってしまいます。

進行するにつれ、やはり安静にすることが大切ですが、リハビリをして復帰を早めることも必要です。リハビリは太股や膝周りの筋肉の強化トレーニングや肥満の解消などが主にテーマになります。

特に肥満は女性にとっては要注意です。中高年ぐらいから、肥満、O脚の方の発症率はとても高くなっています。また、長時間立仕事をされる方、肉体労働をされる方は、発症する確立が高くなりますので注意が必要です。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法