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術後について



変形性膝関節症の手術法には主に三種類ありますが、どのタイプでも術後、筋力アップのトレーニングをすること、及び関節の曲げ伸ばしなどの訓練をすることは共通です。

特に膝関節の曲げ伸ばしの運動訓練は出来るだけ早期に行うことが必要になってきます。動かさないで放置した場合、膝が硬くなってしまい、リハビリをして復帰することも徐々に遠のいてしまいます。

また特に高齢者の方は、慣れるまでは大変ですが、器具や器械を使用して動きを体が覚えるように試行します。変形性膝関節症の手術をした場合、退院までに長くて4ヶ月程度かかる場合もあり、その間には様々な治療の段階があります。

初めのうちは装具、ギブス、車椅子などを用いて手術による負担を徐々に軽減させていき、自動介助運動や、部分荷重、全体荷重と、スケジュールにしたがって消化しなければなりません。

完全に治療が終わるまで入院している、ということは通常では難しく、杖を使って階段の上り下りが特に問題なくできるようになれば、退院する患者さんがほとんどです。

そして、退院した後のリハビリが今後の術後経過を左右していきます。変形性膝関節症は油断していると、すぐに再発をしてしまうことがあります。入院中に理学療法士や介護福祉士などに教わったリハビリを積極的に行うようにします。

また、一人で不安であれば、入院をしていた病院にリハビリに通うことが良いでしょう。自宅近くの整形外科などでもリハビリをすることが出来ますが、長くお世話になっていた場所の方が安心するという方は多いようです。

変形性膝関節症を根本から改善するには、膝周りの筋力強化は必須です。膝周りの筋力が衰えれば衰えるほど、症状は悪化傾向になります。ですので、その点に気を付け適度に運動やトレーニングをして、筋力強化を図っていきます。

また、人工関節で置換をした場合には術後に注意すべきことや、不安なども多くなってきます。まず、人工関節自体が年月の経過によって、緩くなってくる場合が考えられます。

特に毎日同じような動作をしている場合というのは稀で、多くの方はスポーツをしだしたり、仕事で長時間負荷をかけることが多いため、病院での定期診断が大切になってきます。

また、感染も心配です。人工関節を入れた部位は、化膿などの感染が起きると、また人工関節を取り除くことが必要になってしまいます。

予防策としては、手術をする環境の徹底したクリーン化が上げられます。また、術後は抗生剤を使用しての予防や定期的な血液検査も重要になってきます。

特に退院後の観察手段については、患者さん自身の目に限られてきますので、変形性膝関節症の手術をする前から、クリテイカルパスを見せてもらうようにしてください。

そして、変形性膝関節症の症状について、自分自身の知識を深めていくことも大切になってきます。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法