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リハビリについて



変形性膝関節症に対するリハビリの目的は、膝の曲げ伸ばしの範囲の回復、および膝を支える筋力を訓練して強化することです。

曲げ伸ばしの範囲回復は、膝を暖めてから行うのが基本です。蒸しタオルを膝に当てたり、入浴する際に訓練したりするのがより効果的です。

また、膝の筋力アップトレーニングでは、太股や膝の周りの筋肉を主に鍛えます。仰向けに寝た状態、椅子に腰掛けた状態での足伸ばしや、プールなどでの水中歩行が便利です。

特にプールを利用出来る場合は、腰などでも言えることですが、浮力を利用して負担を少なくしたまま効果的なリハビリができます。

しかし、重力がかかならないプールなどでは、あまり筋力アップの効果は期待出来ませんので、痛みがある場合のリハビリとして利用するようにしましょう。

また、水中ウォーキングばかりしていても、膝の筋力がつくことはあまり期待出来ませんので、出来るだけリハビリ室など、体重の負荷がしっかりとかかる場所で、リハビリするようにしてください。

浮力があれば、その分、体重の負荷がかかりませんので、膝には負担がかかりません。しかし、変形性関節症を改善するのに必要なのは膝周り、大腿四頭筋の筋力です。

水中ウォーキングを積極的に行えば、変形性膝関節症は改善されていくと、良く勘違いしてしまう方が多くいますので、注意が必要です。

そして、変形性膝関節症を改善するのに、もう1つ重要なものが、肥満の解消です。特に変形性膝関節症になる確立の高い女性の肥満体形の方にとって、肥満の解消は大切です。

体重が膝にかかる負荷を軽減することで、比較的簡単に治療結果を出すことができます。その場合、理学療法士にきちんと教わって実施することが大切です。

特に筋力アップは変形性膝関節症の治療では重要になってきますが、間違えた方法を実践することで、症状がより悪化するケースも少なくありません。

足の筋肉が極度に落ちている方、足を上げることも出来ないという方は、初めから過度の運動をしないように注意しなければなりません。

かかとを床につけたままでも、太股の見えるところに力こぶを作るようにするだけでも効果はあります。リハビリは症状にあった正しい方法をとることも大切ですが、出来るだけその方法を継続させることも必要です。

もちろん痛みが合って出来ない場合もありますが、そのような場合にはより安静を重要視し、痛みが取れてからまた継続させるようにするような工夫をしながら、少しづつ実践していくようにすると良いでしょう。

しかし、いつまでも安静でいると、膝を支える筋肉や腱が衰えてしまい、変形性膝関節症の治りを遅くしてしまうこともあります。

ですので、先程も少しお伝えしましたが、ある程度痛みが引いた時点で、多少痛みをともなったとしても、筋力アップのトレーニングなどを積極的に行うことをお薦め致します。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法