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サポーターについて



変形性膝関節症では痛みを軽減させて、動きをサポートするための装具療法が有用です。またこの場合、膝のサポーターがとても有効ですが、症状に合わせて色々なタイプのものが一般に販売されています。

例えば、歩き始めや階段を降りるときの膝の内側の痛み用、膝関節水腫や関節炎用のもの、歩く場合に膝のぐらつきや不安定感がある場合のものなど、様々なタイプのものがあります。

変形性膝関節症用のサポーターの大切なポイントは、上の骨と下の骨の間に位置している関節の面を固定することです。

靭帯に沿っている力の方向をクロスベルトを用いて固定し、また外側から左右前後の方向に発生するぶれを防ぎ、動きをサポートする専用のものが多く販売されています。

固定性、および支持性に優れ、変形性膝関節症の原因となり得るずれ、ぶれを防ぐものが理想的です。また、装着したまま屈伸や正座が出来るタイプのものを試着して、試してみることも必要になってきます。

また、同じものばかり使用するのではなく、症状や状況などを踏まえて使い分けると効果も上がってきます。痛みが無い場合には出来るだけ装着しないで、リハビリを行い、膝周りの筋力をつけることが大切になってきます。

膝周りの筋力を強化していくと、膝関節の位置が正しい位置に戻ってきます。変形性膝関節症の1つの原因として大きいのは、この膝関節の位置が筋力低下により保てなくなってしまうことにあります。

ですので、変形性膝関節症を改善させるには、必ず筋力強化が必要になってくるのです。ただ、気を付けて頂きたいのがリハビリを行う際は必ず専門医、もしくは理学療法士など、専門知識を持った人の指導の下、行うようにしてください。

自己流で行いますと痛みが増加したり、症状が悪化してしまう危険性があります。ですが、急性期の場合では、なかなか難しい状況になることが多くあります。

この場合、朝起きてからほぼ一日中つけておいて入浴時には外すようになりますが、装着方法は多少面倒でも、出来るだけ可動性の高いものが良いと思います。

また、締め付けの程度などを簡単に調整できるようなタイプも多くあるようです。痛みがある時だけ装着するものとしては、出来るだけ装着がスムーズなタイプがよく、多少重かったり可動性が低くても症状に合っているもののほうが効果が上がります。

変形性膝関節症の症状が安定してきて、改善しはじめるようであれば、ゲルなどを使用した軽度のサポーターに切り替えて、より自然な形で動作出来るように調整することも大切です。

ずっと強度の高いものを使用することは、改善のためには決してよくはありませんし、いつまでも装着していると筋肉や腱が衰えてきますので注意が必要です。

ある程度、変形性膝関節症の痛みが引いたら、筋肉や腱を鍛えるためにも、自分の足で歩くようにしましょう。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法