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変形性膝関節症の改善にグルコサミンの効果は無しとの研究結果!

ジョセ
「日経メディカル オンライン」より引用

変形性膝関節症で悩んでいる方に、これまで有効な治療法として知られてきたのがグルコサミンとコンドロイチンです。

変形性膝関節症は加齢や肥満、激しい運動などで膝に蓋名かかった結果、関節の軟骨が擦り減り、骨がぶつかって炎症や痛みを引き起こすものです。

膝で特に良く知られているものですが、この症状は場合によっては膝以外でも発症することがあります。この擦り減った軟骨の回復に、グルコサミンとコンドロイチンが有効だと言われてきたのです。

しかしつい先日、ワシントンDCにて開催されたリウマチに関する学会で、新たな説が発表されました。グルコサミンの接種について追跡調査を行った結果、グルコサミンの効果と思われる改善は見られなかった、ということなのです。

これまでの常識を覆す調査結果に、ショックを受ける変形性膝関節症患者も多いことでしょう。ですが、これまでの摂取がまったく無駄だったというわけではありません。

プラセボ効果という言葉をご存知でしょうか? プラセボとは日本語に訳すと偽薬。つまり、偽物の薬です。ですが、効くと信じて使用することで、改善効果が見られる場合もあるのです。特に、気持ちが症状を大きく左右する病には有効とされています。

変形性膝関節症の症状そのものの改善には効果がなくとも、「楽になったような気がする」「少し痛みが取れた気がする」このような気分になることで、症状を改善させるための運動やダイエットに前向きに取り組めることもあります。

今回発表された調査結果ではグルコサミンの有効性は否定されましたが、幸いなことに人体に悪影響もないと発表されています。

効くと思って使用していたものが実は効果がなかったと言われればショックでしょうが、そのように考え方を変えることで、これまで使ってきたサプリメントや治療は無駄ではなかったと前向きにとらえることもできます。

一番危険なのは、グルコサミンが効いていなかったという落胆から、他の保存療法や運動療法までやる気をなくしてしまうことです。

薬物による療法は、変形性膝関節症の改善方法のひとつにすぎません。他の方法も併用して、改善を目指していきましょう。

変形性膝関節症を解消する中川式治療法